ガネーシャ
ヒンドゥ寺院におまいりするときには最初にガネーシャにお参りするという決まりがあります。
その理由もおもしろい神話があるので、また後日、ゆっくりと
ガネーシャはヒンドゥ最高神のひとり、シヴァと愛妻パールヴァーティの長男。
人の体に片牙の象の頭をもち、ヒンドゥ圏で最も親しまれ、崇拝される、商売と学問の神様です。
乗り物とされる動物はネズミ(このネズミは調伏した悪魔が姿を変えたものとか、火の神アグニの化身とかいろいろ言われていて、どうやら普通のネズミではないらしい)
好物はモーダカ(ネパール語ではラッドゥ)と呼ばれる甘いダンゴ。
たまにがね亭にもあったりするので、運がいいと食べれるかも(^^♪
物事を成し遂げるにあたって強い力をあたえてくれるとされているため障害除去者の名もあります。
実際に象を見るとわかるのですが、歩く先に木などが立っていても、鼻でばんばかブチ折って通ってゆきます。
道がないならチカラワザでつくってしまえ!という強引なまでの力強さを持つ神様でもあります。
日本では聖天とか歓喜天と呼ばれ、現世利益で有名なので、そのあたりが引き継がれているのかもしれません。
聖天は色町によくまつられており、性的なイメージが強くあります。
しかし、ガネーシャは一部でガネーシャシャクティと呼ばれる妻帯の形をとるものの、多くの地域では独身とされており、このあたり、伝来するまでにシヴァと性格が入れ替わっているのではないかと私は考えています。
そのことについてもまた別の機会にゆっくり書いてゆきたいと思っています。
がね亭の屋号もガネーシャからいただいています。