石の浄化方法
1.石を浄化するということ
石たちが私たちの手に届くまでには採掘、洗浄、研磨、流通といったプロセスを通って来ています。
長いあいだ自然のなかで育ってきた石たちにとってはそれらがストレスになりますし、長い間使っていたり、持ち主が疲れていたりすると石もだんだん疲れてきます。
石といいパートナーシップを築くためにも、定期的に浄化行いましょう。
また、新しい石をお迎えしたとき、石が疲れていると感じたときにも浄化を行います。
浄化には、
石に溜まったネガティブエネルギーを祓う【クリアリング浄化】
石の疲れを癒し本来のパワーを引き出す【チャージ浄化】
があります。
一般的には【クリアリング浄化】を行ったあと【チャージ浄化】を行うのが効果的です。
石の性質によって浄化方法も変わります。
間違えると石が溶けたり退色したりしますので、浄化方法の選択はちゃんと石の性質を知った上で行なうことになります。
2.一般的な石の浄化法
【クリアリング浄化】と【チャージ浄化】の代表的な方法には次のようなものがあります。
【クリアリング】に向く浄化法
☆塩(塩に埋める、塩水に浸す等)
☆流水(流水にさらす。綺麗な川や泉が理想的だが水道水も可)
☆ホワイトセージの葉(乾燥したホワイトセージに火をつけて燻す)
☆水晶(クラスターやさざれの上に置く)
【チャージ】に向く浄化法
☆水晶(クラスターやさざれの上に置く)
☆日光浴(朝の光がおすすめ)
☆月光浴(満月や満月に向かう月がおすすめ)
☆土に埋める
☆音(クリスタルチューナーやチベタンベルなど)
☆ヒーリングアート(マンダラや神聖幾何学模様など)
☆植物の近くに置く
手順としては【クリアリング】のあと【チャージ】を行います。
ここで重要なのは、石の性質を把握しておくこと。
石のもつ属性によって効果の高い浄化法があるのはもちろんですが、塩、水、日光での浄化は石によって溶けたり退色することがあります。また、硬度の低い石を塩や土に埋めたり尖った水晶にのせると傷が付くことがあります。
また、ブレスレットなどは水でゴムが切れやすくなることがあるので注意してください。
石の性質がわからない場合は水晶での浄化が無難でしょう。クリアリングとチャージが同時にできます。
写真は強力な浄化力を持つと言われるガネーシュヒマール産クローライト水晶。
外見は無骨ですが、とてもやさしい波動を持っています。
とはいえ、流水や日光での浄化はとてもパワフルなので、私は好んで使っています。
特にいつも頑張っている浄化用さざれなどは流水で流したあと、水気をとって、日光に当ててあげると、とても気持ちよさそうにしていますよ(*Ü*)
3.浄化法の選択
では、どの方法を採用するのか・・・・
これは石の性質を把握するに尽きます。
石の物理・科学的性質
物理的に柔らかい石は塩、水晶、土で傷がつきますし、水で溶けたり崩壊するもの、日光で退色するものなどがあります。
もっとも一般的なパワーストーンであるローズクオーツやアメジストも日光で退色するので注意(・ω・)b
※アクセサリーの場合、石は大丈夫でも、日光や水、塩ではブレスのゴムや紐、鎖等が傷むので注意。
とにかく!この項目に関しては失敗すると傷が大きいです_(;3 _/∠)ゞ
石のもつエネルギー
必須というわけではありませんが、石の持つエネルギーの属性を知って浄化法を選ぶと、さらに効果的に石の力を引き出すことができます。
水の性質を持つ水晶やアクアマリンは流水、火の性質を持つカーネリアンはホワイトセージ等。
その他、マンダラやヒーリングアートでの浄化、チャージもかなり強力です。エネルギーの相性をみて選ぶとさらにGOOD( ̄ー ̄)b
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相性が分かりにくい時はご相談くださいね(*Ü*)
4.浄化手順(クリアリング浄化)
それではそれぞれの浄化法について説明します。
まずはクリアリング浄化から
石がそれまでに受けてしまったネガティブエネルギーを除去する作業です。
新しい石をお迎えしたときや、石がくすんでいるとか疲れていると感じた時にはクリアリング浄化を行います。
また、自分がつかれていると感じるときにも石に影響を与えてしまっていることがあるので浄化を頻繁に行うことをお勧めします。
定期的に行うとさらに効果的です。
☆塩による浄化
石が強いマイナスエネルギーの影響を受けた時などに邪気を一気に抜く強い浄化法です。
小さな容器に天然の塩を入れ、10分程度石を埋めた後水で洗い流します。
塩水につけるやり方もおります。
アンバーやカルサイトなど塩に弱い石もありますので注意してください。
やわらかい石も塩の粒で傷がつくことがあるので不向きです。
また、ヒマラヤ岩塩なども浄化力は強いのですが多くの金属と反応する硫黄が入っているので石の化学的性質がわかっていないときはお勧めしません。海の塩が無難です。
☆流水による浄化
クリアリング浄化としては、もっともゼロに近い状態にできる方法です。
石に、流水を10分程度かけ流します。小さな容器に入れてもいいでしょう。
自然の海や川、泉の水なら理想的ですが、水道水でも構いません。
水に弱い石は溶けたりざらついたりすることがありますので注意してください。もろい母岩がついているものは母岩が崩壊することもあります。
水の性質をもつ水晶やアクアマリンと相性のいい浄化法です。
☆ホワイトセージによる浄化
乾燥ホワイトセージを燃やした煙を通します。
周囲の空間も浄化でき、どんな石にでも使えるすぐれた方法です。
石の化学的性質がわからない場合はこの方法がお勧めです。
質の良いお香でも同様に浄化できます。
カーネリアンのような火の性質の強い石と相性のいい浄化法です。
☆水晶による浄化
クリアリングとチャージを同時に行え、石を選ばないので、最も一般的な方法のひとつです。
水晶のクラスターやさざれの上に石をおきます。ブレスレットなどの浄化にも使いやすい方法です。
ヒマラヤ水晶、特にクローライト入りガネーシュヒマール産水晶はすぐれた浄化力を持つといわれています。
やわらかい石はクラスターだと傷がつくことがあるので、角をとったさざれを使うようにしてください。
ガネーシュヒマール産水晶はがね亭が一番力を入れている分野でもあります。
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5.浄化手順(チャージ浄化)
チャージ浄化とはエネルギーをチャージする浄化です。クリアリングしたあと、チャージすることで、再びネガティブエネルギーが入り込むのを防ぎ、石本来の力を発揮させることができます。
代表的なチャージ浄化法を紹介します。
☆水晶による浄化
クリアリングとチャージを同時に行え、石を選ばないので、最も一般的な方法のひとつです。
水晶のクラスターやさざれの上に石をおきます。ブレスレットなどの浄化にも使いやすい方法です。
ヒマラヤ水晶、特にクローライト入りガネーシュヒマール産水晶はすぐれた浄化力を持つといわれています。
やわらかい石はクラスターだと傷がつくことがあるので、角をとったさざれを使うようにしてください。
☆日光浴
早朝の(日の出直後が望ましいが午前中なら可)日光にクリスタルを10分から1時間程度あてます。ネガティブエネルギーも取り除くのでかなり効果的な方法です。
アメジストやセレスタイトのように日光で色あせする石も多くありますので注意が必要です。
☆月光浴
月の光に10分から1時間程度あてます。満月や満月に向かう月の時はさらにパワフルになるでしょう。
手軽で石への影響がすくないので、どんな石にでも使いやすい方法です。
月属性のムーンストーンや陰性のアクアマリンやアズライトには特に効果的があります。
☆土に埋める
石本来の状態に近い環境を作ることで石を休息させパワフルにチャージします。
石に土地のエネルギーが強く影響するので、エネルギーの良い土や土地を選ぶことが必須となります。
傷がつきやすいので、硬度の低い石や水に弱い石には不向きです。
☆音による浄化
チベッタンベル、クリスタルチューナーなどの音を使う浄化法です。
もっとも手軽で、石を選びません。
振動しているチューナー等が石に触れると簡単に割れることがあるので触れないように注意してください。
☆ヒーリングアート等による浄化
マンダラやヒーリングアートといった図形は独自のエネルギーを持っているので、その前に石を置いたり上に乗せてそのエネルギーを石にチャージします。
石は図形のエネルギーを強くうけるので、アートはしっかり選ぶ必要があります。
写真:チャージ浄化に安定したエネルギーを発揮するエナジーカード。
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以上、簡単に浄化について書いてきました。
石といいパートナーであるためにも、石にしっかりバックアップしてもらうためにも、そして石に美しくいてもらうためにも、石の性質をしっかり踏まえて定期的に愛情たっぷりの浄化をしてあげてくださいね(*Ü*)